ジェットスター航空 成田-マニラ-ダーウィン線を運休 就航から2年
-
2014年3月31日
オーストラリアのLCC(格安航空会社)ジェットスター航空(JQ)は、2014年3月31日、成田-ダーウィン線(マニラ経由)を運休しました。
この路線は、2012年3月より週4便で新規開設、就航していましたが2年での運休となりました。
ジェットスター航空では、成田線の他にもダーウィン発着路線の計画を見直しており、オーストラリア国内線のダーウィン-ケアンズ線は増便、ブリスベン線、バリ島のデンパサール線などは、減便となっています。
オーストラリアへの渡航で人気の都市は、シドニーやケアンズ、メルボルン、ゴールドコーストなどがあり、日本からダーウィンや、フィリピンからダーウィンへの需要は当初の予想より少なかったと推測されます。
経由地の東京(成田)-マニラ間は、3月末より羽田空港からのマニラ便が新たにANA(全日空)とフィリピン航空が就航、成田発着便もセブパシフィック航空などLCCも就航しており競合が多くなっている状態でした。このタイミングでジェットスターが成田-マニラを含む便を運休したのは、ある意味納得のいく施策だといえます。