スクート 静寂ゾーン「スクーティン・サイレンス」を機内に導入
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2013年8月21日
シンガポール・チャンギ国際空港を拠点とするLCC(格安航空会社)スクート(TZ)は、2013年8月21日より機内座席の新サービス「スクーティン・サイレンス(Scootin Silence)」の予約、販売を開始しました。
「スクーティン・サイレンス」サービスは、スクートのビジネスクラスに相当する「スクートビズ(ScootBiz)」キャビンのすぐ後方の21-25列目のエリア(41席)を12歳以下の子どもの乗客を制限するといった内容です。コンセプトは、静寂ゾーンで睡眠やパソコンでの作業など静かに機内で過ごしたい人向けのエリア設定です。
このエリアのシートは、全席シートピッチが通常のシートより10センチ程度広いスーパーシートまたは、さらに広いキャビン最前列のストレッチシートになっており。元々追加料金が必要な座席にエリア制限を加えるもので、料金は約1400円程度からの追加費用で指定可能です。
スクートは、2012年10月29日より東京成田-台北桃園-シンガポール線を就航し通常のLCCとは違った機材(B777-200ERの大型機)やサービスで人気のエアラインとなっています。今回の「スクーティン・サイレンス」サービスは、成田線(TZ201/TZ202便)にも導入予定です。
12歳以下の子どもが利用できないエリアのサービスは、マレーシアのLCCでエアアジアグループのエアアジアXが2013年2月から「クワイエットゾーン(Quiet Zone)」として導入しており。スクートも同様のサービスを展開していきます。